この度、山形県建築士会(建築の設計や監理をする建築士会)より建築に関する多くの職業の中から、県で一名の推薦を受け、2021年11月20日に東京都港区の浜松町コンベンションホールで行われた「第63回建築士会全国大会」式典にて伝統的技能者表彰を受彰致しました。大変名誉なことであります。
記念品として頂いた彫刻家ミケランジェロのメダルは、私にとって一生の宝です。
昨今の建築業界において畳の需要が少なくなる中、文化的、伝統的な畳の継続を願う受彰でもありました。
伝統的技術はお寺の本堂や和風旅館での仕事で継承しつつ、畳の良さを生かすべく洋風スタイルに合う畳の提案・制作に取り組んで若い人にも喜んでもらっています。
これからも職人として伝統の技術を磨くと共に、時代に添い、お客様に喜ばれ、受彰に恥じない仕事を提供していきたいと思っております。